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「えー!今月こんなに高いの?」
「無駄づかいしたつもりはないのに…」
なぜか、電気代が高くて困っていませんか?
電気は、使ってから少し時間をあけて請求がくるので、節約するのが難しいですよね。
今回は、電気代が高くなる原因と、節約する方法をお話しします。
この記事を読むと、電気代が高い原因がわかって、自分で対策ができるようになります。
また、電気代を節約する具体的な方法を知って、すぐに電気代を下げることも可能です。
もくじ
世帯別の電気代平均
電気代を節約するなら、自分の電気代が、高いか低いかを把握する必要があります。
1か月あたりの世帯別平均を見てみましょう。
・1人世帯:月5,573円(年間66,871円)
・2人世帯:月9,417円(年間113,000円)
・3人世帯:月10,848円(年間130,178円)
・4人世帯:月11,486円(年間137,828円)
・5人世帯:月12,841円(年間154,097円)
・6人以上の世帯:月16,038円(年間192,451円)
※政府統計2015年~2019年の平均値
自分が支払っている金額が、平均よりも高い場合は、節約の余地がありそうです。
また、世帯人数が一人から二人に増えると、電気代は約2倍になります。
しかし、それ以降は、人数が増えても、電気代の増加はゆるやかになることがわかります。
続いて、1ヶ月の金額を世帯人数で割った、1人あたりの金額を見てみましょう。
・1人世帯:月5,573円(年間66,871円)
・2人世帯:月4,708円(年間56,496円)
・3人世帯:月3,616円(年間43,392円)
・4人世帯:月2,871円(年間34,452円)
・5人世帯:月2,568円(年間30,816円)
・6人以上の世帯:月2,673円(年間32,076円)
この結果からわかることは、1~2人世帯は、ひとりあたりの電気代が割高になるということです。
その分、1~2人世帯のほうが、電気代の節約の余地があるとも言えそうです。
電気代の基本的な仕組み
電気代を下げたいなら、まず電気代の仕組みを知ることからはじめましょう。
電気代の計算方法は、以下のとおりです。
電気代 =
基本料金 + 電力量料金(電気の使用量 × 1kWhあたりの単価)
つまり、電気代の節約には、「基本料金」か「電力量料金」、もしくはその両方を下げる必要があるのです。
基本料金は、使用電力量に関係なく発生する最低料金です。
ここを節約するには、電気会社やプランを変える必要があります。
特に1人世帯や2人世帯の方はこの基本料金を下げるということを意識すれば電気代は節約できます。
電力量料金は、消費電力量に応じて変動する料金です。
ここを節約するには、無駄を減らして電力消費を抑えるか、自分に合ったプランに乗り換える必要があります。
3人以上の世帯の方は基本料金の負担より、消費電力の負担が多いといえるので、電力量料金を下げることを意識して電気代を節約しましょう。
平均より電気代が高い人の原因
自分の電気代が、世帯別平均よりも上まわっていたら、原因が気になりますよね。
次の項目に心あたりがないか、チェックしてみてください。
- 最近、電化製品を新しく増やした
- 何年も電力プランを見直していない
- 大型連休などで自宅にいる時間が増えた
- ペットのために24時間エアコンをつけている
いくつ当てはまっていましたか?
もし、1つでも当てはまっていたら、これから紹介する節約法を参考にしてみましょう。
ただし、電気代が異常に高い場合は、漏電の可能性があります。
放っておくと事故につながるおそれがあるので、その場合は契約している電気会社に問い合わせをしてください。
知らないと損する!電気代を節約する方法3つ
電気代を節約する方法は、細かいものまで挙げればキリがありません。
ここでは、特に効果が高いもの3つをご紹介します。
- 電気をたくさん使うライフスタイルを見直す
- 電気代が高い家電をなるべく使わない
- 安い電気会社や自分に合ったプランに乗り換える
1つずつ詳しく紹介していきます。
電気をたくさん使うライフスタイルを見直す
難易度:★★★★☆
節約度:★★☆☆☆
まずたくさん電気代がかかっていそうな家電製品の使い方やライフスタイルを見直す方法があります。
- 使っていない家電のコンセントを抜く
- 省電力のもので代替できないか
- 本当に生活に必要な家電なのかを、この機会に考えてみましょう。
この機会に考えてみましょう。
人は習慣の生き物なので、いちど獲得した習慣を手放すのはむずかしいです。
でも、慣れてしまえば、案外なくても困らないものは、意外にたくさんあります。
電気代が高い家電をなるべく使わない
難易度:★★★★☆
節約度:★★★☆☆
家電には消費電力が多い家電があり、頻繁によく使う家電があると思います。
この2点を踏まえて電気代が高くなる家電をランキングにしました。
1位:エアコン
2位:洗濯乾燥機
3位:食器洗い乾燥機
4位:冷蔵庫
5位:照明器具
6位:テレビ
7位:アイロン
8位:炊飯器
9位:ドライヤー
10:電子レンジ
1位がやはりエアコンとなり、特に夏と冬が電気代が高くなる原因の1つです。
それぞれライフスタイルがあると思うので、なかなか欠かせない家電もあるとは思いますが、順位が高ければ高い家電をなるべく使わないようにすれば、節約につながります。
安い電気会社や自分に合ったプランに乗り換える
難易度:★★☆☆☆
節約度:★★★★★
電気代を節約する方法として、一番おすすめなのは、電気会社やプランを変えることです。
■プランを変える
1つは電力会社はそのままで、プランのみ帰るという方法です。
契約している電力会社によると思いますが、時間帯によって安くなるプランや
多く電気を消費する世帯に単価がやすくなるプランなどがあります。
■電力会社を変える
もう1つは電力会社を変えるという方法です。
ひと昔前であれば、一般家庭の電気会社は基本的に選べないというのが普通でしたが、
2016年4月に法改正が行われ、一般家庭でも電気会社を選ぶことができる電力自由化が始まりました。
電力会社にはそれぞれ特徴があるので、自分のライフスタイルに合わせて最適な電力会社に切り替えることができます。
これだけで、年間数千円から1万円以上の節約になることもあります。
節約できる金額が大きいので、やらない理由がないですよね。
おすすめの電気会社
「電気会社を変えたら節約できるのはわかった。でも、どこを選べばいいの?」
こんな疑問にお答えします。
世帯人数や地域、電力使用量によって、おすすめの電気会社は違います。
ここでは、4つのパターンを例に、それぞれに合った電気会社をご紹介します。
- パターン1:一人暮らしで電力使用料多め
(電力使用量多め:200kWh/月) - パターン2:3人以上の世帯で電力使用料多め
(電力使用量多め:450kWh/月) - パターン3:一人暮らしで電力使用量少なめ
(電力使用量少なめ:140kWh/月) - パターン4:3人以上で電力使用量少なめ
(電力使用量少なめ:350kWh/月)
1)一人暮らしで電力使用料多め
【例】一人暮らし(PCゲームが趣味で、電力使用量は多め:250kWh/月)
おすすめの電気会社:中国電力
「ぐっとずっと。プラン シンプルコース」がおすすめです。
電力使用量が約150kWh/月以上の場合に、電気代がお得になります。
料金単価が一律なので、電気代を気にせず、趣味を楽しめるのも、嬉しいポイントです。
2)3人以上の世帯で電力使用料多め
【例】3人世帯(子どもが受験勉強で夜更かしするので、電力使用量は多め:450kWh/月)
おすすめの電気会社:Looopでんき
Looopでんきのプランは、基本料金が0円となっています。
使った分だけの支払いなので、納得感がありますね。
さらに、各種割引も充実しています。
ガスやLooopでんち(住宅用蓄電池)を一緒に契約すると、電気料金の単価が下がります。
3)一人暮らしで電力使用量少なめ
【例】一人暮らし(フリーランスだが1日家を空けることも多く、電力使用量は少なめ:140kWh/月)
おすすめの電気会社:ソフトバンク おうちでんき
ソフトバンクユーザー、ワイモバイルユーザーであればソフトバンクのおうちでんきはスマホや携帯などが1回線100円/月割引、電力会社の従量料金部分が1%ずっとおトクになります。
さらに現在はキャンペーン中で、2か月分の電気代が0円になります。(2021年4月4日までの申し込みに限る)
4)3人以上の世帯で電力使用量少なめ
【例】3人世帯(日ごろからエコな生活を心がけており、電力使用量は少なめ:350kWh/月)
おすすめの電気会社:エルピオでんき
3人以上世帯なら、「使った分だけSプラン」がおすすめです。
基本料金が不要なので、余計な経費がかかりません。
LPIOは都市ガスの会社なので、電気とガスのセット割引にも強いです。
ガス代も合わせて見直したい方にぴったりです。
料金シミュレーションで安くなる電気会社を見つけよう
多くの電気会社では、ホームページに料金シミュレーションを用意しています。
自分の電気代がどのくらい安くなるのか、リアルに試算することができます。
今回紹介した中で、気になる電気会社があれば、一度シミュレーションしてみることを強くおすすめします。
また、料金シミレーションを複数の会社から一括で行い、会社を切り替えた場合の料金も一瞬で計算してくれるサイトもあります。
気になる方は下記から試してみてください。
まとめ:電気代は見直すと大きな節約になる
電気代は、生活する限りずっと支払い続けるものだからこそ、見直すことで未来の大きな節約につながります。
それなのに、今のまま高い電気代を払い続けるメリットはありません。
放っておくと、勝手に年間数千円から1万円以上を損してしまっているからです。
ぜひ、かしこく選んで、上手に節約してください。