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「光回線ってどんなものなのかな」「メリットは何だろう」光回線の契約を検討中の方でこのようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
光回線にはぜひ知っていただきたい様々な特徴があります。そこで今回は、光回線のメリットについて解説します。
他の接続方法とも比較して紹介するので、ぜひ参考にしてください。
✔この記事の内容
- 光回線を引くメリット・デメリット
- 光回線以外のインターネットサービス
- 光回線の種類
- 光回線の開通までの流れ
もくじ
光回線を引くメリットとデメリット
光回線を引くメリット
光回線のメリットは主に3つあります。
- 通信速度が速い
- 使い放題
- 通信が安定している
それぞれ詳しく解説します。
メリット① 通信速度が速い
これは光回線の1番のメリットであるといえるのではないでしょうか。通信速度が速いというのは動画などを見るときに待つ時間が短く済みます。
光回線の通信速度は最大100Mbps~2Gbpsであり、電話回線を使ったインターネットの約20倍です。現在では10Gbpsのプランもでています。
メリット② インターネットが使い放題
他の接続方法を使っていると、制限を気にしながらネットを使うのを面倒くさく感じることがあると思います。
光回線だと、そういった煩わしいことがなく、制限を気にせずに好きなだけ動画の視聴や写真のアップロードができます。
また、料金は月額制なので、追加の費用を気にしないで済むことも魅力です。
メリット③ 通信が安定している
他の接続方法を使用すると、収容局からの距離が離れるほど電波が繋がりにくくなってしまうことがあります。
iインターネットが繫がりにくいと、とてもストレスが溜まってしまいますよね。
しかし光回線の場合は、収容局からの距離によって通信が阻害されることがないので、快適に動画やゲームを楽しめるのです。
光回線を引くデメリット
光回線のデメリットは主に2つあります。
- 工事が必要
- 外では利用できない
それぞれ詳しく解説してきます。
デメリット① 工事が必要
光回線を使用する際に、光ファイバーというケーブルを設置する必要があるため、基本的に工事は必須です。
また、建物によっては壁に小さな穴をあけて、そこからケーブルを入線するケースがあります。
賃貸住宅の場合は、管理会社や大家さんに許可が得られないと光ファーバーの工事はできません。
デメリット② 外では使えない
光回線は固定されている回線なので、持ち運びは不可能です。
外でもパソコンやタブレットでインターネットをしたい方には向きません。
光回線以外のインターネットサービスの種類と特徴
ここまで光回線についてご紹介してきましたが、他の接続方法についてもいくつか紹介します。
無線 (モバイル回線)
モバイル回線とは、携帯会社の回線の電波を使って、外出先でもパソコンやタブレットをインターネットに接続できるサービスのことです。
普通、スマホは外出先でもしようできますが、パソコンは使えませんよね。
モバイル回線の場合、モバイルルーターという端末を使って電波を受信することができるので、外出先でもインターネットを使えます。
CATVインターネット
CATV(ケーブルテレビ)とは、元々大型のアンテナでTV放送を受信し、光ケーブルや同軸ケーブル(TV線)で各戸にTV放送を配信するサービスのことです。有線放送とも呼ばれます。
その線を利用し、インターネット接続を行うサービスです。
距離に関係なく、安定したインターネットサービスを提供できるのが特徴で、TVをCATVに加入している方におすすめのサービスです。
ADSL
ADSLとは簡単に説明すると、電話回線を使ったインターネット接続方法です。ADSLモデムという装置を設置してインターネットに接続します。
ADSLはデータ制限があったり、基地局から離れると通信スピードが遅くなったりするなどの問題があるため、現在ではあまり使われていません。
しかし、他の接続方法と比較すると通信料が安いため、コストを抑えたい方には合っているかもしれません。
光回線の種類
光回線には様々な種類があってどれを選んだらよいのかわかりませんよね。ここでは厳選して、光回線の種類を3つほどご紹介します。インターネット選びの際に参考にしてください。
NTTフレッツ光
フレッツ光は通信業界最大手のNTTが提供する全国トップのインターネットサービスです。光回線と聞くとこの会社を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。フレッツ光は対応エリアが広く、安定して使えます。
ただし、インターネット料金とは別にプロバイダ料も支払わないといけないので、請求は2ヶ所からくるので料金が高くつく場合もあります。
光コラボレーションモデル
光コラボレーションモデルとは、上記のフレッツ光が提供している回線を、他の会社が販売する再販サービスで、「光コラボ」と言われています。
フレッツ光と光コラボの回線は全く同じものですが、基本的に料金は光コラボの方が安く設定している会社が多いです。フレッツ光だと回線利用料ととプロバイダ料がセットになっており、請求は1つで済みます。
さらに独自のサービスを盛り込んでいる会社もあるので、様々な割引サービスを受けることができるのも特徴です。
電力系光回線
電力系回線は、各地域の電力会社が提供している地域限定のサービスであり、全国対応のフレッツ光とは対照的です。
現在ではフレッツ光やその回線を利用した光コラボが光回線のシェア7割を占めていますが、利用者が多くなればなるほど、速度は低下しやすい傾向があります。
電力系回線は、限られた地域でのみ利用されているので、混雑が起きず安定した速度でインターネットが利用できます。
その他の光回線
NTTや電力会社以外にも独自で光回線を提供している会社は主に2社あります。
1つめはKDDIが提供している光回線「auひかり」、2つ目はソニーネットワークコミュニケーションズが提供している光回線「NURO光」です。
これらのサービスは地域限定のサービスで、NTTの提供エリアよりは使える地域は少ないですが、順次エリア拡大をしており、人気のサービスとなっております。
光回線開通までの流れ
光回線開通までの流れは
- 光回線のサービスを選ぶ・エリア確認
- 光回線のサービスを申し込む
- 工事の日程を調整
- 機器の設置場所を決定
- 工事の立ち合い、接続設定
それぞれ詳しく解説していきます。
光回線のサービスを選ぶ・エリア確認
住んでいる地域によって選べるサービスは異なるため、どのサービスを選べるかを確認し、提供可能かを調べる必要があります。
光回線のサービスを申し込む
次にサービスを選んだ後、申し込む必要があります。
申し込み方法や窓口は複数あります。
- 家電量販店で申し込む
- 携帯ショップで申し込む
- サービス提供会社に電話して申し込む
- オンライン(ネット)で申し込む
工事日の日程を調整
業者を決めて、申し込んだら工事の日程を決めます。
また、工事の際に立ち会いが必要であるか確認しておくと良いでしょう。
機器の設置場所を決定
工事の前に、ONU(光ファイバーからの光信号をLAN信号に変換してインターネットを使えるようにする装置)とWi-Fiルーターを家の中のどこに設置するのか決めておきましょう。
どちらの装置もインターネットに接続するために欠かせないものです。この2つの装置はコンセントを必要とするので、コンセントの近くに設置する必要があります。
また、光回線の設置の際に壁に穴をあけないといけない場合があります。賃貸住宅にお住まいの方は、くれぐれも管理人の方に許可を取るようにしましょう。
工事の立ち合い、接続設定
光回線の開通工事はそれほど大掛かりなものではありません。
一般的に申し込みから開通工事まで2週間~1ヶ月程度必要です。
設置後はトラブルが起きないように、業者の方の連絡先などを聞いておくと良いでしょう。
光回線のサービスの選び方
「光回線ってたくさんあるけど結局どれが良いのかな」と思っている方も多いと思います。
ここでは、実際に光回線を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
参考にして、自分にあった光回線を選んでください。
スマホとセットで割引できる回線を選ぶ
光回線の中には、スマホとのセット割をしているものもあります。
例えば、ソフトバンク光、ドコモ光、auひかりなどがスマホとのセット割を実施しています。
実質的な料金が安い回線を選ぶ
割引やお得なプランも大切ですが、実質的な料金が本当に安いのかどうか確認する必要があります。
マンションの平均月額料金(約4000円)と戸建住宅の平均月額料金(約5000円)を知っていると、料金が本当に安いのかどうか瞬時に理解できます。
例えば、マンションにお住まいの方が契約しようとしている光回線の月額料金が4500円の場合、平均より少し高いということになります。
速度重視で選ぶ
せっかく光回線を契約するなら、速度は速い方が快適ですよね。
光回線の速度は、どの回線も約1Gbpsです。
ただし中には、1Gbpsより速度が速いこともありますし、逆に価格の割に速度が遅いこともあります。
その後のインターネットの使用を快適にするためにも、速度のチェックは入念に行いましょう。
■関連記事:【光回線の速度比較】驚愕の事実が判明
まとめ
今回は、光回線を引くメリットについてご紹介しました。
光回線を引くメリットは
- 通信速度が速いこと
- 固定の月額料金でネットが使い放題だということ
- 通信が安定していること
などが挙げられます。
また、主要な光回線の種類として
- 全国対応のフレッツ光
- フレッツ光の回線を代わりに販売している光コラボレーション
- 地域密着型の電力系回線
を紹介しました。
他にも、光回線の選び方や光回線の開通までの流れ、光回線以外のサービスなどをご紹介しました。
光回線の契約を検討している方はぜひ参考にしてみてください。